プログラミングを独学でやっているけど、どこまでやればいいのか分からない。
ゴールが見えないまま、ずっと教材を進めている。
皆さん、こうなっていないですか?
ある調査では、プログラミングの学習で挫折した理由として「学習のゴールが見えなかった」が31.7%あったそうです。
3人に1人くらいなんですね。
僕も高卒から、エンジニアになるまで6年かかっています。
PHPのあとは、アプリをどう作ればいいか分からなくて、数年足踏みしました。
今思えば、どこまでやればいいのかが見えていなかったんだと思います。
結論だけいうと、
エンジニア転職を目指すなら、独学のゴールは「自分で作ったものを、自分の言葉で説明できる」ことかなと思います。
なんで「説明できる」がゴールなのか
面接で聞かれたのは「このボタンを押したらどうなるか」
僕が転職活動をしていたとき、面接ではコードは軽く見られただけでした。
聞かれたのは、「このボタンを押したらどうなっているのか」だったんですね。
未経験の技術力は、そこまで見られていない
未経験の技術力って、正直どれだけ頑張っても大したことないと思っています。
採用する側も、それは分かっているんですね。
なので、見られているのは技術力そのものじゃなくて
- 基礎をちゃんと理解できているか
- 自分で考えてコードを書けるか
- どうやって壁を乗り越えてきたか
っていう過程なんです。
それが一番伝わるのが、「自分で作ったものを説明できるか」なんですね。
ゴールの目安:この5つができたらOK
僕が教えるときは、この5つができる状態をゴールにしています。
| ゴール | 自分で確かめる方法 |
|---|---|
| 1. 転職用のポートフォリオが完成している | 教材で作ったものじゃなくて、自分で決めたものか |
| 2. エラーの原因を自分で切り分けられる | エラーが出たとき、どこで止まっているかを1か所ずつ確かめられるか |
| 3. 作ったものを面接で説明できる | ボタン1つを選んで、押したら何が起きるかをファイルの順番で話せるか |
| 4. 「なぜそう作ったか」を話せる | なんでそれを作ったのか、なんでその作り方にしたのかを話せるか |
| 5. AIを道具として使える | 理解したうえで、AIを使えているか |
全部できていなくても大丈夫です。
今どれができていて、どれができていないかが分かるだけで、次にやることが決まるんですね。
段階ごとの「どこまで」
6カ月でゴールに行くとしたら、だいたいこの順番です。
基礎(HTML・CSS・JavaScript) 約2カ月
PHP・Laravel 約2カ月
ポートフォリオ 約2カ月
↓
説明できる作品を持って、転職活動へ
僕が伴走したSさんは、出会ったころはHTML・CSSで学習が止まっていて、模写をしようとしていました。
そこからPHP・Laravelに進んで、教科書を5周して流れが分かって、ポートフォリオを1カ月くらいで作って、6カ月で転職しています。
それぞれの段階の「どこまで」は、こう考えてもらえればと思います。
| 段階 | どこまでやればいいか |
|---|---|
| HTML・CSS・JavaScript | 1〜3ページのサイトが作れて、ボタンを押したら何かが変わる仕組みが書ける |
| 素のPHP | フォームの内容をデータベースに保存して、一覧・編集・削除ができる |
| Laravel | 教材を見ずに、小さいアプリを1つ作れる |
| ポートフォリオ | 上の5つのゴールができる |
やらなくていいこと
ゴールが見えていないと、ここに時間を使いがちなんですね。
いろんな言語に手を出す
大事なのは、1つを極めることだと思っています。
最初からReactとかができなくても、問題ないです。
SさんにはLaravelを教えたんですけど、受かった会社はRubyを使っていたので、今はRuby on Railsをやっています。
言語そのものより、土台のほうが大事なんですね。
資格を取りに行く
資格がだめなわけじゃないです。
ただ、作ったものを説明できない状態で資格を取っても、面接で話せることは増えないかなと思います。
教材を何周もして、作らない
教材を何周もするのは大事です。Laravelなら5周くらいが目安です。
ただ、そこで止まって自分で作らないと、いつまでもゴールに近づかないんですね。
ゴールの手前でやめないでほしい
僕はポートフォリオを作って、10社くらい応募しました。
でも全部だめでした。最終選考まで行ったところもあったんですけど、最後に落ちたんですね。
そこで一度、転職をあきらめています。
そのあとも、個人でLaravelを使ってHPを作ったりして、スキルは磨き続けていました。
兄に実力を認めてもらって、会社を紹介してもらって、24歳でエンジニアになれたんです。
ゴールの手前で一度止まっても、スキルを磨き続けていれば、ちゃんとつながると思っています。
AhaGateの場合
AhaGateでは、上の5つを「卒業するときにできている状態」としてゴールにしています。
- 6カ月の学習ロードマップで、今どこにいるかを毎週確認する
- 毎週、今週の目標と期限を一緒に決める
- 作ったコードを提出してもらって、コードと「どう考えたか」の両方をレビューする
- 最後に、作ったものを説明する練習をする
料金は月30,000円(税込)・入会金なしです。都度払いで、いつでも止められます。
転職の保証はしていません。6カ月で、市場で通用するスキルを身につけることを目標にしています。
まずはLINEでの無料相談からで大丈夫です。勧誘はしません。
よくある質問
Q. 独学だと何カ月かかりますか?
A. 人によって変わります。目安は6カ月ですが、働きながらだともっとかかることもあります。期間より、今の段階の「どこまで」を1つずつ超えることを優先してください。
Q. ポートフォリオは何個作ればいいですか?
A. 1つで大丈夫です。数より、その1つを説明できることのほうが大事です。
Q. どこまでできたら応募していいですか?
A. 上の5つのうち、1と3ができたら応募を始めていいと思います。応募しながら、残りを固めていけば大丈夫です。
まとめ
- 独学のゴールは、自分で作ったものを、自分の言葉で説明できること
- 面接で見られるのは技術力より、基礎と、自分で考える力と、過程
- ゴールの目安は5つ。今どれができていないかが分かれば、次にやることが決まる
- いろんな言語・資格に手を出すより、1つを極めて作る
- 目安は6カ月。ゴールの手前で一度止まっても、磨き続ければつながる
どこまでやればいいか分からないときは、
「今作っているものを、ボタン1つから説明できるか」を、自分に聞いてみてください。
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※31.7%は、侍エンジニアの調査(2019年・学習経験者240人)より