見積書を見て「思っていたより高い」と感じたとき、
そのまま断るか、値下げをお願いするかで悩むと思います。
ただ、その前に確認したほうがいいことがあります。
高い理由が分かれば、条件を変えるだけで下がることが多いからです。
結論:値下げ交渉より、条件を減らすほうが早い
制作費は、ほぼ作業時間 × 単価で決まっています。
ですから「安くしてください」と言うと、単価を下げるしかありません。
その結果、担当が経験の浅い人に変わることもあります。
それより、作業時間そのものを減らすほうが健全です。
見積もりが高くなる主な理由
| 理由 | 内容 | 減らせるか |
|---|---|---|
| ページ数が多い | 1ページごとにデザインと実装が発生 | 減らせる |
| オリジナルデザイン | ゼロから作ると時間がかかる | テンプレートで下がる |
| 原稿・撮影が含まれる | 取材や撮影の人件費 | 自社用意で下がる |
| 特殊な機能 | 予約・決済・会員機能など | 後回しにできる |
| アニメーション | 動きをつけるほど時間が増える | 減らせる |
安くするための3つの現実的な方法
1. ページ数を減らす
一番効きます。10ページを5ページにすれば、単純に半分近くになります。
「あとから足せますか」と聞いてください。
普通は足せます。最初から全部作る必要はありません。
2. テンプレートをベースにする
ゼロからデザインを起こすのをやめ、既存のデザインをベースに調整する方法です。
「テンプレートは安っぽいのでは」と思われがちですが、
色や写真、文章がきちんとしていれば、見た目の差はほとんど出ません。
むしろ、中途半端なオリジナルより整って見えることも多いです。
3. 機能を後回しにする
予約システムや会員機能は、それだけで数十万円かかります。
最初は問い合わせフォームだけにして、
実際に必要になってから追加するほうが、無駄がありません。
やらないほうがいいこと
理由を聞かずに値切る
単価を下げてもらった結果、対応が後回しになったり、担当が変わったりします。
金額だけ下がって、満足度も下がるという結果になりがちです。
保守費を削る
目に見えない費用なので削りたくなりますが、ここを削ると事故が起きます。
乗っ取られてからの復旧は、保守費の何年分にもなります。
聞いてみる価値がある質問
「予算が◯万円なんですが、この範囲でできる構成を出してもらえますか?」
予算を伝えるのをためらう方が多いですが、伝えたほうが話が早いです。
その範囲でできる最善案を出してもらえます。
Gibbleの場合
そもそも見積もりを出す形にしていません。料金を先に公開しています。
- 月々9,000円(税別)/5ページまで
- 6ページ目からは1ページ1万円(デザイン完成時に一括)
- ロゴ制作 20,000円/名刺デザイン 10,000円
金額が動くのはページ数と付随する制作物だけなので、
「いくらになるか分からない」という不安が起きにくい形にしています。
まとめ
- 制作費は作業時間で決まる。値切るより条件を減らす
- 効果が大きいのは「ページ数を減らす」
- 保守費を削るのは危険
- 予算は先に伝えたほうが、いい提案が出てくる